🌈『他の不安障害』とは?その①・・・パニック障害、全般性不安障害、混合性不安抑うつ障害、パニック発作、不安神経症、心臓神経症、過敏性腸症候群、乗物恐怖、空間恐怖、閉所恐怖、広場恐怖 ⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服
精神心理カウンセラーの堀川です。

今回から、「その他の不安障害」について記載させて頂きます。

「その他の不安障害」として位置づけられる障害は3つあります。

それは、

①「パニック障害」、
②「全般性不安障害」、
③「混合性不安抑うつ障害」、

です。

その中で、今回は「パニック障害」について理解を深めていきましょう❗

「パニック障害」は、その字の通り、「パニック発作」を繰り返す症状です。「パニック発作」のことを、日本の精神科医であり「森田療法」を創始した「森田正馬」先生は、「不安神経症」「心臓神経症」と名付けていました。

「パニック発作」は、満員電車や停車駅の少ない特急列車の中、高速道路の運転中、飛行機や新幹線の中など、すぐに逃げ場がないような状況で突然、動悸、息苦しさや息切れ、胸痛や胸部不快感、眩暈(めまい)、痺れ(しびれ)、冷や汗、意識が遠のいて倒れる、といった症状が現れ、このままでは死ぬのではないか❓という非常に強い恐怖感が沸き起こるのが特徴です。

この他、発汗、震え、窒息感、吐き気や腹部不快感などの症状もよく現れ、「過敏性腸症候群」と似たような腹痛や下痢の症状を訴える人もいます。また、睡眠中に「パニック発作」が起きることもあります。

精神的な症状では、現実感の消失や離人感のほか、突然の強い恐怖のあまり、自分自身を制御する力を失ってしまうのではないか❓、気が狂ってしまうのではないか❓、という恐怖感が起こることも少なくありません。

「パニック状態」に陥ると、救急車を呼んだり、救急室に駆け込むケース等も多く見られます。しかし、病院に到着するころには症状は落ち着いており、心電図や頭部CT/MRI等の検査を受けても異常はないと、医師から言われます。その根拠の一つとして、「パニック発作」の持続時間は約数十分程度と言われており、救急車を呼び病院に着くころには、大方「パニック状態」は落ち着いているものだからです。

「パニック発作」が何度か起こると、「また発作が起こるのではないか❓」という「予期不安」が強くなり、電車に乗ること(乗物恐怖)や車の運転に対する強い恐怖(空間恐怖)を感じるようになります。

また、乗り物だけにとどまらず、例えば、美容院や歯医者など、しばらく身動きができないような空間やエレベーター等の閉鎖的な空間にも恐怖を覚えるようになります(閉所恐怖)。更に恐怖感が高まると、「広場恐怖」や、全く外出ができない状況、自宅に居ても不安で、一人でいられない状況に陥ることもあります。

現代の精神医学では、「パニック発作」の引き金になるのは、睡眠不足、過労、ストレスなどと言われています。
また、アルコールやカフェインなども、「パニック発作」を引き起こす要因になりますので、過度な摂取は控えることが大切です。

ちなみに、日本と欧米を代表する精神療法家である、「森田正馬」と「フロイト」は、ともに「パニック障害」を持っていました。

両人はともに典型的な「パニック障害」でした。そこで、森田先生はご自身で「パニック障害」を自己治療していくプロセスで「森田療法」を編み出し、フロイトは同じくして「精神分析療法」を編み出しました。

今回の学習は以上になります。

次回は「全般性不安障害」について投稿させて頂きます。

「神経症」初め、「うつ」や「HPS」の辛さや生きづらさは、「森田理論」を学習&実践することで克服することは、
私の経験上可能です‼️必ず良くなります‼️

「生涯森田」という言葉がありますが、「森田理論」は、その人がその人らしく生きていくことも学ぶことができます。

その前に「神経症」について客観的に理解しておくことが大切です。精神的な悩みを持っている人は、私もそうでしたが、
自分の症状にだけ目が向く傾向があるため(内向性)、視野を広げ外向きな意識に少しずつ軌道修正していく必要があります。

あなたは決して一人ではありません、、、。

私と一緒に地道に学んで行きましょう‼️