🌈『身体表現性障害』とは? その① 「身体表現性障害」・・・⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です。
今回は、「身体表現性障害」について、投稿をさせていただきます。


「身体表現性障害」

 

「身体表現性障害」は、医師から「何も問題がない」と診断され、また精密検査の結果でも異常が無かったにも関わらず、医学的検索を執拗に要求したり、身体的な症状を頑固に主張したりと、繰り返し身体的症状を訴えるものをいいます。

症状の出現(発生)と続くことが不快である生活上での出来事、あるいは、この状態(症状)が、何らかの生活上の困難や葛藤との密接な関係や関連性をもつときであっても、この症状を抱える方は、自分自身の精神面に原因の可能性があることについて話し合うことに、抵抗を示す傾向があります。


「身体表現性障害」の種類

 

「身体表現性障害」の症状は4種類あります。

それは、①「身体化障害」、②「心気障害」、③「身体表現性自律神経機能不全」、④「持続性身体表現性疼痛障害」です。

その中で、今回は「身体化障害」について投稿させて頂きます。


「身体化障害」とは?

 

「身体化障害」は、病態が多発性で繰り返し引き起こり、しばしば変化する身体的症状です。様々な身体の部位に症状が起こり、度々その症状が転々と変化するのが特徴です。

体の色々な部位に症状が引き起こり変化するため、種々様々な身体的な治療経験をもっている方が少なくありません。また、精神科を受診するまでに数年間かかることもあります。

「身体化障害」の症状は身体のあらゆる部分や器官系統に発症しますが、とくに消化器系の痛みや嘔吐、嘔気などの感覚および皮膚のかゆみやチクチク感、灼熱感、うずき、しびれ、痛みなどの異常感覚がよく見られます。

「身体化障害」は女性の方が男性よりも圧倒的に多い「神経症性障害」と言われており、頻発な薬物治療によって、主に鎮静薬や鎮痛薬への依存と乱用が生じることがあります。

また、「身体化障害」は慢性的および動揺性、流動性傾向があり、長期間に渡って、社会的行動や対人的行動、家族的行動が崩れ壊れてしまう可能性もある「神経症性障害」です。

 

今回の投稿は以上となります。

 

「あなたはひとりではありません!」

 

私と一緒に、「神経症」「うつ」「HSP」の悩みや生きづらさを克服しましょう!

 

無断引用&転載はご遠慮ください
©Calme du coeur(心の凪)