🌈『身体表現性障害』とは? その④ 「持続性身体表現性疼痛障害」・・・⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です🍀🍀🍀。

 

今回は「身体表現性障害」、最後の4つ目。
「持続性身体表現性疼痛障害」について投稿させていただきます。

 

「持続性身体表現性疼痛障害」とは?

 

「持続性身体表現性疼痛障害」は、慢性疼痛とも言われています。この症状に悩まれている方は、客観的事実として体に痛み
(手足や背中、腰など身体のあらゆる部位やその一部)の原因になるような、医学的な異常や器質的な問題(先天性および後天性)
が無いにもかかわらず、体の頑固な痛みが長期間に渡って持続し、苦痛を感じるのが特徴的な「神経症(神経症性障害)」です。

 

「持続性身体表現性疼痛障害」の主な症状

 

「持続性身体表現性疼痛障害」の方は、頑固でしつこく、苦しく、激しい身体の痛みの症状を主に訴えるのが特徴です。

 

しかし、「持続性身体表現性疼痛障害」の症状は、生理的な関連性や身体的な障害が原因であると、医学的に完全に
説明することができないものであると、精神医学上ではされています。

 

「持続性身体表現性疼痛障害」による痛みは、その発症の基となる中心的な原因(要因)が、痛み(疼痛)に影響を及ぼしていること
が十分に考えられ、なお且つ、結論づけることができる「情緒的葛藤」や「精神的社会的問題」に関連して生じます。

 

「身体表現性障害」のまとめ

 

これまで、「身体表現性障害」とは? その①~④について投稿してきました。
(途中、「適応障害」とは?を挟みましたが…)。

 

「身体表現性障害」の方々は、まず自分自身の身体的な異常を疑い、身体科系の医療機関を受診することが少なくありません。

 

さらに、悩まれる方の中には、一つの病院で身体的な異常はないと医師に診断されても、何らかの身体的な病名がつくまで、
何か所も病院を受診する方もいます。そして結果的に、医療機関の精神科を受診することになるケースは少なくはありません。

 

あくまで、私のカウンセリング経験からですが、たとえば強迫性障害に悩まれているご相談者に、症状を形成する心のからくり
(メカニズム)を、森田療法の考え方を踏まえてご説明すると、カウンセリングを重ねるたびに、比較的スムーズに理解される
ことが多いですが、身体表現性障害の方は、身体的に異常や問題があると思い込んでいることが前提となっているため、症状の
要因について考え、納得されるまで時間が掛かることもあります。

 

しかし、一度「心のからくり」が理解できた後は、他の「神経症(神経症性障害)」に悩まれている方と同じような感じで、
少しずつ症状への「とらわれ」から解放されていきます。

 

「身体表現性障害」に悩まれている方々は、うまく症状と付き合いながら日常生活を維持していくこと、
あるいは立て直していく方法を探し、そして実行していくことが、大切な改善への道になります。

 

今回の投稿は以上となります。

 

「次回から森田療法についても投稿させていただく予定です🍀🎵!」

 

『あなたは独りではありません!!』

 

私と共に、「神経症」「うつ」「HSP」の悩みや生きづらさを克服しましょう🎵!

 

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