🌈『恐怖症性不安障害』とは? その②・・・社会恐怖、社交恐怖、社会不安障害、対人恐怖症、対人緊張、振戦恐怖、書痙恐怖、吃音恐怖、赤面恐怖、スピーチ恐怖、表情恐怖、視線恐怖、正視恐怖、自己臭恐怖、口臭恐怖、腋臭恐怖、ガス恐怖、失禁恐怖、会食恐怖、嘔吐恐怖、電話恐怖、公衆トイレ恐怖、発汗恐怖、硬直恐怖 ⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です。

「恐怖症性不安障害」とは? その②として投稿させていただきます。

 

社会不安障害について

 

今回は「社会恐怖(社交恐怖)」について記載をさせて頂きます。

「社会恐怖」は「社会不安障害」とも呼ばれます。また、日本ではかなり以前から「対人恐怖症」と呼称されてきました。
この症状におけるを創始した、日本治療のパイオニアとなったのが、今後学習をしていく、森田療法(森田理論)の精神科医の「森田正馬」先生です。

社会恐怖は、人の集団の中で、自分が周り人たちから常に注目されている(見られている)といった違和感や、嫌われるのではないか?(嫌われているのではないか?)、恥をかかないだろうか?、という強い恐怖をもつのが大きな特徴です。そのため、「社会恐怖」に苦しむ人たちは、強い恐怖を耐えることで人の集団の中にとどまり続けるか、逆にそういった状況から避けるよう(逃げるよう)になっていきます。

前述した通り、我が国では「社会恐怖」に該当するタイプを「対人恐怖症」と呼称してきましたが、さらに「社会恐怖」の区分に入る個別の症状としては、以下があります。

人の前で話すとき、非常に緊張してあがったり「対人緊張」や、緊張により声や手が震えたり「振戦恐怖」「書痙恐怖」、どもってしまったり「吃音恐怖」、顔が真っ赤になる「赤面恐怖」、会議や授業など人前での発表や保護者会での発言、結婚式でのあいさつ等で、頭が真っ白になり言葉が出て来ず、その場に立ちすくんでしまう「スピーチ恐怖」。緊張のあまり顔が引きつったり、こわばったり、泣いているような笑っているような奇妙な顔になると感じる「表情恐怖」、人と自分との視線が合うことに恐怖を感じ、人の視線を恐れる。また、自分の視線が相手に不快な感じを与えているのではないかと恐れる「視線恐怖」「正視恐怖」。

その他、「自己臭恐怖」、「口臭恐怖」、「腋臭恐怖」、「ガス恐怖」、「失禁恐怖」、「会食恐怖」、「嘔吐恐怖」、「電話恐怖」、「公衆トイレ恐怖」、「発汗恐怖」、「硬直恐怖」など、、、。

辛くて苦しい「社会恐怖ではあらゆるものが恐怖の対象となり千差万別ですが、悩む当事者にとっては非常に神経症」と言えます。

「神経症」に「とらわれ」ていた、当時の私もそうでした。

症状の発症は、他人を意識し、自意識過剰に成りやすい、小学校の高学年から中学生ころが多いと、現代の精神医学では言われています。

「社会恐怖」について説明してきましたが、「社会恐怖」に悩み苦しんでいる人は、学業、仕事に支障が出ることも少なくなく、重症になれば引きこもりがちになって、社会的に孤立してしまう可能性もある「神経症」と言えます。

今回の学習は以上になります。

お読み頂きましてありがとうございました!

次回は、「特定の恐怖症」について投稿をさせて頂きます。

前回も述べましたが、「神経症」は一朝一夕では治りません。「森田療法理論」の学習に入る前に、ご自身が悩んでらっしゃる「神経症」と他の「神経症」についても理解することが大切です。それは「神経症」で悩んでいる人は、自身の症状だけに意識が集中し内向的になっており(執着)、視点を外向的にする助けにもなるからです。

決して焦らず、私と共に我慢強く学んで行きましょう!