🌈『強迫性障害』とは?・・・⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です。

今回は、「強迫性障害」について、投稿させていただきます。


強迫性障害とは?

 

「強迫性障害」は、自分でもバカバカしいとわかっていながら、ある考えが何度も繰り返し浮かんでくる「強迫観念」と、
その行為を繰り返さないと不安感や不快感が治まらない「強迫行為」に分かれます。

 

よく見られる症状…

 

症状は個人により様々ですが、多く見られる症状をいくつか記載します。

 

一つ目は、自分が行った行為に間違いや見落としがあったのではないか?という「強迫観念」対するとらわれです
(←不完全恐怖とも呼ばれます)。この症状は、玄関の鍵の閉め忘れはないか?、戸締りは大丈夫か?、ガス栓の締め忘れはないか?、
計算にミスがないか?、持ち物を間違いなくカバンに入れたか?、自動車で誰かをひいてっしまったのではないか?等の「強迫観念」にとらわれ、気になる横断歩道まで何度も行き戻りするなど、間違いや見落としがあるのではないかという「強迫観念」にとらわれる
ことによって、何度も「確認行為」を繰り返すという「強迫行為」があわせて発生します。

二つ目は、「不潔恐怖」と呼ばれる「強迫観念」です。この症状は、確かな根拠がなく自分が何か不潔なものに汚染されたのでは
ないか?、また逆に、自分自身が汚染されていると思い込み、周りの人にその汚れをうつしてしまう(しまった)のではないか?と
いう「強迫観念」として現れます。その「強迫観念」のとらわれにより、自分の手が汚れている、ばい菌が付いている等という恐怖感
が湧きあがり、何度も手洗いをするという「強迫行為」に発展します。

三つ目は、自分が誰かに対して危害を加えてしまうのではないか?、逆に加えてしまったのではないか?という「強迫観念」です。
現実的に行動に結びつくことはまずありません。しかし、自分がとんでもないことをしてしまうのではないか?という「強迫観念」に
とらわれた人は、新聞やテレビ等のマスメディアでそういう事件がなかったかを頻繁に調べたり、さらには、警察にまで電話をして確認
せずには不安感や焦燥感が消失しないこともあります。

 

「強迫観念」に伴う「強迫行為」

 

「強迫観念」に伴う「強迫行為」は、繰り返すうちに一種の儀式のようになることがあります。「強迫行為」とは、「強迫観念」に伴う恐れを解消するために、自分でもバカバカしいとか過剰だと頭の中では理解してはいるのですが、繰り返さざる負えない行為のことをいいます。例えば、何回も手を洗っていると、洗えば洗うほどキレイになったという実感が薄く不鮮明になってきます。そうすると、不確かになった実感を補うために、例えば「30回洗う」といった回数を決めたりして、いわゆる儀式化してしまうのです。そうすると、「30回洗ったからだいじょうぶ!」というように、「自分に言い聞かせ、自分で自分を納得させます」。このような行動は、周囲の人から見ると実にバカバカしく見え、そのことは本人にも十分にわかってはいるのですが、「強迫性障害」に苦しむ方にとっては、「強迫観念」による「強迫行為」は止めたくても止められず、とても辛くてしんどい「神経症」と言えます。

 

今回の投稿は以上となります。

 

「あなたは決して独りではありません!!」

 

わたしと共に、「神経症」「うつ」「HSP」の悩みや生きづらさを克服しましょう!!

 

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©Calme du coeur(心の凪)