🌈『気分本位と目的本位』・・・⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です🍀🍀🍀。

今回は、「気分本位と目的本位(事実本位)」および「修養」について森田先生が語られたこと、そして「ご相談者から頂いた体験と感想」について投稿させていただきます。

 

「気分本位と事実本位」

 

気分本位とか、これは私の用いた言葉ですが、自分の気分を第一におこうとするものを気分本位というのである。毎日の価値を気分で判断する。今日は終日悲観しながらも、一人前働いたという時に、悲観したからだめだというのを気分本位といい、一人前働いたからそれでよいというのを事実本位というのであります。(『森田正馬全集第5巻』)

 

「修養」

 

「事上の禅」ということがあるが、修養は単なる坐禅ではない。ことごとに実際に当たるのが本当の修養であるのである。つまり修養とは、その人、その境遇、その場合、その時に応じ、必要に応じて、その目的に対して、ベストの努力をする。そこに修養があり、創造があり、進歩があるのである。(『森田正馬全集第5巻』)

 

★「ご相談者から頂いた体験と感想」

 

12年前、過重労働と職場の人間関係の悩みが重なり「うつ病」になりました。

その結果、1年2か月ものあいだ会社を休職し、「うつ病」の底無し沼からは抜け出せました。しかし、朝起きたときの目覚めの悪さと、何とも言えない不快感からは抜け出すことができず、毎朝の目覚めの不快感の度合いを自分の物差しで測り、気分が乗らない時には会社を休んだりし、何かグズグズした感じで、完全に立ち直ったとは言えませんでした。

そのように悶々と日々を過ごすなか、堀川先生のカウンセリングを受け、初めて森田療法という言葉を知りました。


「気分本位と目的本位」「プラスの行動とマイナスの行動の違い」

 

あるカウンセリングの時、堀川先生から「気分本位と目的本位」「プラスの行動とマイナスの行動の違い」ということを聞き、何か「心」はハッとする思いをしました。

私は今まで、「気分本位」で「マイナスの行動」をとってきたことに気付きました。そして、堀川先生から「無理をせずあるがままに、今なすべきことをしていきましょう!!」と言われ、背中を強く前に押される思いがしました。

それ以後、私は「朝の気分を測ることを止める!」「朝の体調だけで会社を休まない!」ことを「行動目標」としました。

長年染み付いた習慣でしたので、最初は凄くしんどかったです。しかし、恥ずかしながら、遅刻をしてでも会社へは行きました。午後から出社したこともありました。その時には、「気分で丸一日休むよりはマシ!」と思うようにしました。

 

「LINE相談による相談援助」

 

会社に行けないという気分でどうしようもない時は、堀川先生へのLINE相談で乗り越えてきました。その日休むとその翌日も休んでしまう「気持ち悪い感じ」と「不安感」がありました。遅刻してでも出勤すれば、翌日も行けるように思えました。会社に行けたその夜は、湯舟にゆっくりと浸かって、できた自分を褒めてあげ、リラックスするようにしています!

 

「気分本位」ではなく「目的本位」

 

朝の気分が良くなくても、会社に行けば普通に仕事ができることを身を持って体験し、少しづつ体の調子も戻り自信も付き、生活にもリズムが付いてきて、どんどん行動もできるようになってきました。

「気分本位」ではなく「目的本位」の行動の大切さを強く感じています。そして、「目的」に対して自分で「出来る限りの努力」をすること、「早めに準備」をすることを心掛けて、日々の生活が滞らないよう努力しています。

 

今回の投稿は以上となります。

 

『あなたは独りではありません!!』

 

私と一緒に、「神経症」「うつ」「HSP」の悩みや生きづらさを克服しましょう🎵!

 

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