🌈『恐怖症性不安障害』とは? その①・・・広場恐怖、社会恐怖、乗物恐怖、閉所恐怖、外出恐怖、不登校、出社困難、パニック障害、抑うつ ⇒ 神経症 治し方、鬱 治し方、HSP対処方法、強迫性障害 治し方、不安障害 治し方、森田療法 やり方、ご相談者の声、カウンセリング

「神経症」「うつ」「HSP」のお悩み克服 精神心理カウンセラーの堀川です。

今回は、「恐怖症性不安障害」とは? その①として投稿させていただきます。

 

前回の投稿で神経症の5つカテゴリーについて書かせて頂きました。今回から、各々の症状につき説明をさせて頂きます。

ご自身が悩んでらっしゃる症状と異なっていても、必ずご一読ください。

その理由は、

①神経症になる人には似たような性格傾向(物の見方や考え方)があること

②神経症の概要を理解することで、自分の症状だけに注意が向いている視点を外に向ける一助になる

③神経症で悩んでいるのは自分だけはないことを知ることで、狭くなっている視野を広げることに繋がる、からです。

私も「神経症」の症状に「とらわれ」ているときは、自分にしか視点が向いていませんでした。粘り強く学習していきましょう!

恐怖症不安障害について

 

今回は「恐怖症性不安障害」について記載させて頂きます。

この不安障害に悩む人は、恐怖症を生じる環境や状況に入ることを考えただけで、「予期不安」が生じます。また、動悸やめまいの
ような症状に意識が集中することもあり、死ぬこと、自己制御を失うこと、気が狂ってしまうことへの強い恐怖とも関連しています。

恐怖症性不安障害は大きく、3つに分かれています。

①広場恐怖、
②社会[社交]恐怖、
③特定の恐怖症です。

広場恐怖症とは

 

まずは「広場恐怖」について見て行きましょう。

広場恐怖は、群衆の中にいたり、安全な場所(自宅など)にすぐ戻ったり、助けを求めることが困難な場所や状況に対して、とても恐怖を覚える症状のことを言います。

その例として、満員電車、特急列車、地下鉄、バス、飛行機などに乗ることの恐怖「乗物恐怖」や、逃げることが難しい教室、会議室、エレベーターなどでの「閉所恐怖」。また、駅やデパート、映画館など、群衆の中で強い恐怖感が湧き、早く逃げ出したいという強いという欲求に駆られます。

また、恐怖症性障害は、無力化を招くことも多く、完全に家に閉じこもってしまう「外出恐怖」、「不登校」、「出社困難」になるケースもあります。

広場恐怖は、「パニック障害」と関連性があり、パニック発作を繰り返していくうちに広場恐怖に発展するという例も少なくありません。また、「抑うつ」症状になることも多くみられ、「強迫症状」が発生する場合もあります。

今回の学習は以上になります。

「神経症」は一朝一夕では治りません。
「森田療法理論」に入る前に、ご自身が悩んでいる「神経症」について正体を知り、
そして理解を深めるため、私と共に根気強く学んで行きましょう!